S邸

●設計事例の所在地: 
石川県金沢市
●面積(坪): 
47.25
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

木造住宅のリノベーション作品です。道路を挟んで向かい側にある公園を取り込み、ウッドデッキの高さを調整し、道路を通行している車や人からの視線を遮り、公園が自分の庭の様になる様設計しました。開放感のある、両引きのサッシを取付、床材を無垢のウォールナットで暖かみを出しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

この空間が、ダイニングキッチン、和室、客間、縁側とつながった純和風のインテリアで、庭には、和風の庭があり、公園の環境を取り込めていなかった。広いLDK、広いウッドデッキ、公園の取り込みを希望されていました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

近くに住んでいる設計者であった事、ホームページから趣味が一致していた(アルファロメオ所有)、今までの実績を評価頂いた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

純和風の続き間を開放感のある空間にする為、耐震的に必要な壁は残しその壁が存在意義がある様に、希望されていた暖炉の配置を計画しました。開放感のある空間にする為、2.5mの引き違いの掃出し窓を撤去し、両側の壁の外側にサッシが納まり、2.5mの大きな空間になるサッシを取付けました。フローリングはブラックウォールナットの無垢材を貼り、暖かみを出しました。

依頼者の声: 

親類に工務店がいて、そこに頼むと、思い通りの家とならないと思いお願いしました。様々な思いを形にして頂き満足しています。

その他の画像: 

既存の玄関ドアを取り外し、壁と、玄関戸をを同じ目次の仕上で一体感のある壁面としました。

構造的に取る事の出来ない壁に、本棚を設計しました。ご夫婦の趣味の本。お子さん(当時5歳、と6歳)の本等を入れています。

構造的の取る事の出来ない壁の前に、ご希望の暖炉を取付ました。LDKの中央近くで、全体的にあたたかくなりました。

構造壁につけた本棚とつながり、無垢材で作ったベンチを付けました。ここに座って、読書をされています。

LDKの奥には、以前からお持ちのイタリア製の大きなベッドを置かれています。ベッドというよりはソファ的に使われています。この空間とダイニングの境には、木製の縦型ブラインドを取付、オープンにしたり、仕切ったり、少し隣を垣間見れたりとたのしんでおられます。

設計者

ユーザー イデア建築デザイン事務所 吉村正一郎 の写真
オフライン
Last seen: 1年 8ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:13